体外受精は、排卵前に体内から取り出した卵子を、培養液の中で精子と受精させた後、約2~5日受精卵(胚)を培養し、良好な胚のみを子宮に戻して着床させます。
ここでは、体外受精の流れおよび対象となる方についてご説明しています。
タイミング療法は、「最も妊娠しやすいタイミングに性交を行う」方法です。基礎体温や超音波検査、ホルモン検査などを参考にしながら排卵日を予測し、効果的な性交渉のタイミングをアドバイスします。もっとも自然な妊娠に近く、お二人にとって負担の少ない不妊治療です。
現在日本では、約7組の男女の1組が不妊になるといわれています。
赤ちゃんを望まれる方は、女性も男性もご自身の体の状態を知っておく必要があります。
明らかな不妊因子があるかないかをあらかじめ検査しておくことは非常に大切です。
妊娠・出産を妨げる原因はないか、妊娠する力がどれくらいあるのか、早期に知ることで選択肢も広がります。
当クリニックでは、治療効果があるといわれている子宮卵管造影検査もドックに組み込まれており、しっかり検査するとともに検査後の自然妊娠率の向上も期待されます。
FT(卵管鏡下卵管形成術)は、不妊原因の約3割強と言われる卵管因子の不妊症の方を対象にした比較的新しい治療法です。卵管に障害がある方でも、自然妊娠を期待できる治療として、今とても注目されている治療です。